12月の日本の行事と祝日

12月は「師走」とも呼ばれています。「師」は師匠(僧侶)を、「走」は走ることを意味し、この時期はお坊さんがお経をあげるために走りまわるほど忙しい月、を表しています。なお、これは民間語が元になっています。

そのため、この月には祝日はありません。(冗談。平成の時代には12月23日は天皇誕生日として祝日でした。)

大掃除

大掃除には、「一年のスス(汚れ)を落とし、新しい年の神様を迎える」という意味があります。
そのため、この月に家の中をしっかり掃除することが年中行事となっています。

12月22日 冬至 

冬至とは、1年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日のことで、今年は12月22日です。
冬至といえば、「ゆず湯」を連想する人も多いと思います。これにはいくつかの言い伝えがありますが、いずれにしても「ゆず湯」に入ると1年中健康でいられると昔から言われています。 
また、冬至にカボチャを食べることも一般的です。かぼちゃは栄養価が高く、長期保存が可能な野菜です。 新鮮な野菜が少ない冬を健康的に乗り切るために、栄養価の高いかぼちゃを冬至の日に食べていた先人の知恵です。

12月25日 クリスマス 

クリスマスは、日本でも、子どもたちだけでなく若い人々にとって大きなイベントの一つです。子どもたちはプレゼントを待ち、若いカップルは二人の将来について話します。

12月28日 御用納め

この日は、役所などの行政機関が、その年の最後の仕事をする日です。(12月28日が土曜日や日曜日であれば、その直前の金曜日が最終日となります。) 
一方、1月4日は「御用始め」と呼ばれ、役所はこの日から仕事を始めます。 
この休日は、法律で決められています。

2023年度は、大泉町役場は12月29日(金)から1月3日(水)までお休みとなります。 

12月31日:大晦日

この日は家族全員が実家に集まり、お互いのことを話したり、豪華な夕食を食べたり、「紅白歌合戦」などのテレビ番組を楽しんだりするのが習慣となっています。

良い休日を過ごし、そしてよい新年をお迎えください。